M式トラップの罠の設置の仕方
Lレバーのススメ
Lレバーがあると・・・
罠のセットが簡単です押しバネを先に縮めてLレバーで固定すると、くくり輪からアームへセットが簡単です。
洗濯ばさみや養生テープをご用意ください
より安全に設置するなら・・・矢印部分を洗濯バサミ、養生テープ、インシュロック等で固定するとより安全に設置できます。
事前準備
- ワイヤー止を緩めます。
- ワイヤーを広げくくり輪を作成します。
- ①→②→③→④の順にワイヤーを掛けます。くくり金具がアームの中央になるように調整しつつセットします。
- 塩ビパイプを持ち、より戻し付近を足で踏みます。
- 塩ビパイプの底とワイヤー止をしっかり持ち、上方向に一気に引き上げながらバネを挿入します。
- 踏板を下にしてぶら下げるように持ち、バネが飛び出ないようにしっかりとワイヤー止を締め込みます。
M式専用Lレバーをお持ちの場合
-
飛び出ないように片手で押しバネを絞りながら、塩ビパイプにLレバーを差し込みます。 -
ストッパーをアームの右下にセットし、反時計回りにワイヤーをアームにかけていきます。 -
くくり金具が中央にくるようにワイヤー止を締めます。
女性や非力な方は柱や木を利用し、両手で体重をかけながら引っ張るとバネを挿入しやすいです。
※疲れたらワイヤー止めを締めて休憩しつつバネをいれてください。
山での設置方法
※注意
土の重みで作動することがあります。
うっかり弾いて顔を打たないように作動域の外側から慎重に作業してください。
土の重みで作動することがあります。
うっかり弾いて顔を打たないように作動域の外側から慎重に作業してください。
外パイプを獣道に埋めます。その際、上部を1cmほど地表に露出させ、爪楊枝を差し込んでください。爪楊枝の本数で荷重調整します。
荷重調整する場合
外パイプには荷重調整用の穴が全部で8箇所あるので、
状況に応じて爪楊枝の数量で荷重調整を行ってください。
- 踏板(アーム部分)を外パイプにセットします。
-
安全バーを内側へ回転させ、アームのロックを解除してください。
※これ以降、踏板を押し込むと作動するので、ご注意ください。 - カモフラージュをして出来るだけ設置する前と同じ状態に戻してください。
M式専用Lレバーをお持ちの場合
塩ビパイプを支えつつ、Lレバー、洗濯ばさみも全て外します。
※バネのテンションがかかるため、アーム部にワイヤーがしっかりかかってる事をご確認ください。
設置完了
- 周囲に人工物や道路が無い、根がしっかりとした立木を選んでください。
シャックルのネジをペンチで締め、さらに針金等でねじが緩まないように固定することをおすすめします。
- ワイヤーの切断の確率を下げるために、短い距離で結束します。(余ったワイヤーは木に巻き付けてください。)
- しなる木の下から1m位の所に固定すると、ワイヤーがななめに引っぱられることで獲物の力を逃がせます。
障害物の設置について
障害物を置くことで獲物にパイプの中心を踏ませ、捕獲率をアップさせる効果があります。
A.道幅を狭くする
小枝などの障害物を設置し、道を狭くします。
B.跨ぎ棒を置く
獣道に対して罠の前後に跨ぎ棒を置きます。