くくり罠 A式トラップ改
A式トラップ改の特徴と使い方について
■押しバネを使用したくくり罠です。
石の多いところ、掘りにくいところでなければ設置が容易できます。特に寒冷地など凍結しそうな場所では、バネのつきあげる力が強いため効果的に作動します。
バネの耐久は弱いので、獲物がかかった場合、バネが変形するため取り替えが必要です。
商品の構成図
各部品の説明
名 称 | ポイント&説明 | |
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1 | 踏み板改 | 獲物が踏む事で罠が作動します。 |
2 | バネ押え(SUSパイプ付)改 | バネ押えでバネが飛び出ない様にしっかり押さえます。 |
3 | A式レバー改 | 獲物が踏み板を踏むことで動作する。 |
4 | 塩ビパイプ(底付き)改 |
金属管に比べ軽量でサビの発生がなく、罠の設置にぴったりです。 凍結防止にもなり、バネを格納しやすいです。 |
設置の仕方
バネを縮め、L字型のレバーを差し込み、レバーが下に向かないように結束バンドで縛ります。 |
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設置場所が決まったら、パイプ本体の埋め穴(直径4cm×深さ35cm)と踏み板の落し穴(直径18cm×深さ15〜20cm)を掘ります。踏み込ませる穴は、踏み板の先端が途中で止まらないように下のほうを広く、深めに掘ります。 |
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パイプを穴にセットする前に、ワイヤーのくくり部(ワサ)の大きさを決めてパイプの底のワイヤー止をギュッと締めます |
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パイプを穴にセットする時は、本体が傾かないように強く打ち込むか、板や杭で固定します。 |
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パイプの隙間を土で埋め込み、仕掛けが完了したら、空弾きをしないように注意しながら、結束バンドを切断します。罠の痕跡を残さないようにします。 |
(補足)
1.踏込み穴の内側に棒や枝を差し込むと踏板のぐらつき防止や踏込み荷重の調整になります。
2.くくりワイヤーが少しでも上に上がるように、ワサの内側に竹串等を刺し込みましょう。
3.掘った土はその場に残さないようにしましょう(動物は土の臭いの変化に敏感です)。
動作時の動き
標準ワイヤーについて
■前側ワイヤー:4mmメッキ線(7☓24)
(くくり輪を作る部分)柔らかいワイヤーを
選択するとスピードが上がるので、
バネを強くするより効果的。
交換は頻繁に行ってください。
■後側ワイヤー:4mmメッキ線(6☓19)
(木に固定する部分)衝撃に強いワイヤーを
選びます
比較的使い回しが可能です。
【その他の使用部品】
①くくり金具:4mm用 厚2.6mm
②ストッパー①:4mm用
③より戻し:12mm
④シャックル:8mm
⑤ワイヤー止:4mm用
⑥スリーブW:4mm用
⑦スリーブW半分:4mm用
⑧スリーブS:4mm用
⑨スリープS:5mm用
⑩ワッシャ
オーエスピー商会のワイヤーは全パーツ交換が可能です。
オリジナルのワイヤーをご希望の場合は、
注文時にスタッフにお気軽にお申し付けください。
(例:前側ワイヤーを5mmメッキ線(6☓24)に変更したいなど)
セット商品のご購入はこちらから
ご希望によりワイヤーサイズを変更しての
製作も可能です。
料金詳細はお問い合わせください。