スウェージャーの件
こんにちはnoriです。
以前にもご紹介しましたが、弊社ではワイヤーの製造に販売してるものと同じスウェージャーを使用しています。
ベンチタイプの600BBが主になります。
メンテの方法ですが、稼動部の特に軸になっているところにはゴミ等が無いように清掃して、潤滑油を入れます。
また、刃部は一番重要ですね。清掃して潤滑油を入れますし、たまには分解して切れ味を確認したりします。
先日お電話いただきましたお客様から「4月に購入したんだけど、切れなくなった。。。ワイヤーがバラバラになる」
と、、、、ご自分で分解されたようですが、大変だったろうとお察しいたします。
片側は、六角ボルトに芋ネジの打ち込みで、反対側は頭が丸いネジ。万力か何かで挟まないとネジは回らないし、
芋ネジのせいでネジが切れてしまっています。オマケにネジロック材がたっぷりと。。。。
折角分解されたのであれば、切れ味を確認して見てください。
ワイヤーをはさむ ” U ”になった部分の片側はカッターの刃のように尖っていることを確認できると思います。
その反対側は、意外となめらかになっていないでしょうか?
その状態であれば、少し使い込んできている様に思えますね。
今、分解したネジは再度組み込んでも使えないと思います。
元に戻すなら新しいネジを使用された方が良いですね。
ただ、普通にネジとダブルナットで取り付けたとしても、すぐに隙間が開いてしまうと思います。
ネジロック材は必須。可能であればロックナットのようなものを使って、隙間が開かないようにすることがワイヤー
の先端をまっすぐにする秘訣です。
弊社でスウェージャーを購入していただいた方には、ネジのセットは無償で送らせていただいています。
ご注文の際に「切れにくくなったんだけど・・・」と一言おっしゃってください。
弊社でお買い上げになっていない方にも販売させて頂いておりますので、お問い合わせください。
あと、添付品でゲージがついてきていると思います。これがまた大事ですね。
スリーブをカシメた後に確認して見てください。
カシメた部分をゲージに当ててみて、明らかに入らないようなら刃が磨り減っているのかもしれません。
そこまで使われた場合は、新しいものと交換されることをおススメします。
(少し、営業トークっぽくなりました。。。^^;)
※弊社の4mm用のスリーブは3番の位置でカシメる事はお忘れなく!!!
4番の位置では抜けますよ。。。